子供達のスクールイヤーがまた始まった。チャモロのお父さんが、これから実母側と暮らす予定の3人の子供達の新年度の学用品を揃えると言い出したのは、学校が始まる10日程前だった。
ステップマザーの私は、この先どうなるかわからないまま、とにかく、カバンや制服を大急ぎで新調して、バタバタと長女・次女・三男を 再びグアムの小学校へ通わせる準備をした。
そして、初登校日を迎えてからのこと、
子供達のポンペイ島の実母側の親戚へ、お父さんは国際電話を掛けた。
「すまない、もう一度だけ、6人全員の子供達と一緒に暮らしたい、」
「(ポンペイ島で暮らす)末娘と次男の2人をグアムへよこして欲しい、」
「来年度こそは必ず全員をそちらへ送るから。。。」
そんなことを告げている話声が聞こえる。
実は彼は既に、アメリカ本土で実母側の親戚と暮らす高校生の長男を連れ戻す手配もしているのだ。
お父さんは土壇場になって、
昨年からの 前妻やその親戚達との大切な約束を 破ろうとしている。
どんな事も自分の思い通りに押し通してしまうお父さん。
時に、自分の責任能力を超えてしまうことでさえも。。。
さて、
どうやらその会話は、こちらから数週間後もう一度電話を掛けて、その際返事を聞く段取りになったらしい。
果たして、ポンペイの親戚はお父さんを信用して子供達をグアムへ送り返すだろうか。
私が相手の立場ならば、答えはもちろん 「否」 だろう。
そして、お父さんは電話を切った後、
私に説明を求められて ハッとして、やっとこう尋ねた。
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